ファッション ちょっとした豆知識

YKKファスナーのシェアが圧倒的過ぎる

皆さんファスナー(ジップ)って気にして見たことありますか?

パンツ、トップス、ブルゾン、バッグ、シューズなどに使われているあのファスナー(ジップ)です。

今日はあるファスナーのメーカーについて解説させて頂きます。

オシャレの知識も必要ですが、洋服に関する知識も身に付けておいて損はないですからね!

YKKって何?

ジップを気にしたことがある人は真っ先に「YKK」を思い浮かべるのではないでしょうか?

ジップを上げ下げする時につまむ ”引手(ひきて)” の部分などに刻印されている「YKK

出典:YKKファスニング

このロゴを見て「あー見たことあるわ」とピンとくる人も多いはず。

これって一体どういう意味なのか知っていますか?

 

(Y)吉田

(K)工業

(K)株式会社

吉田工業株式会社

 

実はあのロゴは会社名の略なんです。(昔の会社名で現在はYKK株式会社になっています)

YKKのジップはファスナー業界のキング!

「ジップと言えばYKK

という印象が自然と付いてしまうほど、世の中の人々にはYKKのロゴが認知されています。

それもそのはず。

実は、ファスナー業界におけるYKKのシェア率が半端ないのです!

 

国内市場においては95%!

世界市場においては45%!

 

なんと世の中に存在するファスナーの約半数がYKKの製品。

YKK株式会社は正に世界一のファスナーメーカーなのです!

ライバルが追い付けない圧倒的No.1の理由

こちらは世界市場のシェア率をグラフ化したもの。

もはや2位以下はライバルにもならない程のレベル。

なぜこんなにも圧倒的な差を付けてNo.1になれたのか?

簡単に解説しますと、

 

【技術力という独自資源】
海外から流れてきたジッパーを日本が誇る技術力で独自に進化させた。
ファスナーは1200もの要素技術の集合体だそうで、もはや精密部品です。

 

【マネされない独自資源】
YKKは独自の技術を特許でしっかりと守っているそうです。
失敗覚悟で新製品の開発に挑戦し続け、改善し続けるという風土がしっかりと根付いています。

 

【一貫生産という強み】
独自の技術を活かし、材料・製品だけでなく、それらを作る製造機械をも自社で製造しています。
しかもその機械はどこにも売っておらず、技術の流出を防ぎます。
ファスナーにひたすら集中し、深掘りしてきた賜物ですね。

 

【グローバル戦略で販路を拡大】
技術と品質を評価されたYKKファスナーは世界的なブランドで使用されています。
自社製の製造機械なので世界中どこで作っても同じ品質がしっかりと保てるのが選ばれる理由。
強みを活かしたグローバル戦略ですね。

 

その他 ローカルファスナーの台頭

聞いたことないメーカーやノーブランドに近いメーカーが作るファスナーを”ローカルファスナー”と言います。

主に中国で作られたものを指し、中国には1,000とか2,000とかファスナーメーカーが存在するらしいです。

中国製と聞くと品質の悪さを想像するでしょう。しかしそれは昔の話。

ここ最近のローカルジップの品質は飛躍的に進歩し、ジップ不良が発生する割合は激減しています。

スライド具合も全く問題ないレベルのスムーズさです。

コストはYKKの10分の1とかになります。

技術力ではYKKより何年も遅れていますが、お手頃価格の服であればローカルジップでも問題ない時代になっています。

ただ、ローカルジップの品質と価格はピンキリなのでアパレル生産者側のしっかりとした見極めが必要でしょう。

Dコレの自社製品はYKK製ではございませんが、間違いないローカルジップを使用しておりますのでご安心くださいね♪

以上、ファスナーに関するお話しでした。YKKファスナーは日本が誇る名産品です。